「この機械の内部はどのようになっているのだろうか?」
普段の生活の中で、ふと感じる疑問は知的欲求を満たそうとすうる原動力になります。
Hくん(小3)は使われなくなった羽無し扇風機を自宅から持ってきました。目的はもちろん、分解してその秘められた内部の構造を明らかにすることです。あわよくば、使えそうな部品を回収して次の作品づくりに活かしたいところでしょう。
意気揚々と分解に取り掛かったHくんでしたが、いきなり壁が立ちはだかります。そもそも、羽無し扇風機にはネジが一本もなかったのです。ネジを外して中身を取り出す計画だったので、出鼻をくじかれる形となりました。そこで、プランBの発動です。のこぎりで扇風機の筐体を切断し、ようやくその内部構造を白日の下にさらすことができました。
羽無し扇風機も、内部にはちゃんと羽を隠し持っていたのですね。
この後、Hくんはしっかり小型モーターを回収していました。回収したモーターを使って何を作るのか楽しみです!