不具合などが起きないようにしっかり回路を作るにははんだづけが適しています。一方、ブレッドボードといわれる試作用基板は、多数の穴が開いた基板に電子部品や配線部材を差し込むだけで配線ができるので、保守性は低いですが簡単に回路を組みかえることができます。
Iくん(小4)は、自前のブレッドボードと前の章で製作したみの虫クリップを使って、電圧・電流・電気抵抗の関係を調べています。道具の使い方も適材適所、作業効率もアップして学習もはかどりますね。回路図通りに作るだけではなく、自分で回路を設計するには、オームの法則をしっかり理解して使いこなす必要があります。苦手な計算も、大好きな回路を作るためならがんばれるIくん。その調子でこの章もマスターしましょう!