特定非営利活動法人natural science Fukuokaについて
特定非営利活動法人natural science Fukuokaは、2007年から主に仙台で活動をしている特定非営利活動法人natural scienceの「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の実現に向けて」という理念を共有して活動している組織です。特定非営利活動法人natural scienceの理事の1人でもあるnatural science Fukuoka代表(平岡 孝一)の「地元福岡でも科学教育を普及・発展させたい」という思いのもと、2017年にnatural science Fukuokaを設立し、福岡を中心に科学実験工作教室や出前授業を行っています。
講師挨拶
【代表】平岡 孝一
私は高校から大学まで生物系の進路を歩み、いわゆる工学系の学生ではありませんでした。そんな私が電子工作、プログラミングに出会ったのは、大学院で細菌の運動を研究しているときでした。実験に必要な計測装置を電子部品の組み合わせで構築し、得られたデータをうまく解析できるようにプログラムのアルゴリズムを考える過程には、ものづくりの面白さが集約されていました。この一例を見ても、電子工作・プログラミングは趣味の領域に留まらず、生物の研究にまで使える応用性があり、また物理・情報教育との高い親和性もあります。知的好奇心・創造力・問題解決力は、科学的思考力を高めるために必要な力で、そられはものづくりを通して効果的に身につけることができます。ものづくり講座では、子ども達が電子工作、プログラミングを中心としたものづくりを体系的に学ぶことで、自らの可能性を広げるお手伝いをさせて頂きたいと考えています。