「楽しい」の、その先へ
子ども達が科学に親めるような工作体験やサイエンスショー、キット製品の開発・販売は様々な団体が取り組んでいるため、科学を好きになる「きっかけ」に出会うことは難しくありません。これは素晴らしいことですが、一方で科学の知識・技術をのばし「成長する場」は、非常に限られているのが現状です。natural science Fukuokaでは、「ものづくり」を題材として電子工作やプログラミングを体系的に学び「創造力」と「科学的思考力」を養うことを目的とした講座群を開発・実施しています。
一緒に考える問題解決への道
ものづくりをしていると「LEDが光らない」「プログラムが動かない」などの壁に直面することがあります。
そんな時に大切なのは「現状を適切に把握して、問題を切り分け、検証をしていく力」です。
答えを教えるのではなく、その問題解決のプロセスを示し、一緒に考え試行錯誤することで子供たちの考える力が育まれます。
基礎を大切にしたカリキュラム
昨今は、教育用途に特化したプログラミングのソフトや電子工作キットが市場にたくさん出回るようになりました。導入としての位置付けならそれで十分かもしれません。しかし、科学・技術の本当の面白さは、基礎をしっかり身につけた上で使いこなしてこそ初めて体感できるものです。
そして、自らが学んでいる内容の延長線上に身の周りの技術(電子機器やアプリなど)をイメージできることが、子どもたちの知的好奇心を培う上で非常に重要だと考えています。
そのため、本講座では基礎的で汎用性の高い技術を習得できるようカリキュラムを編成しています。